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2024/01/19

【コラム】最もポピュラーな水難救助器材ライフガードチューブについて

 

ライフガードチューブはライフセーバーだけでなく、消防署や海上保安庁といった公的機関から、ダイビングショップなどでも使用されている様々な分野で活躍する救助器材です。
今回はそんな最もポピュラーな水難救助器材、ライフガードチューブについてご紹介していきます。

ライフガードチューブとは

ライフガードチューブは国内シェアトップの救助器材として、日本全国の海水浴場で使用されているライフセーバーがパトロールをする際に最も使われている救助用の器材です。
ライフガードチューブの最大の特徴は、ライフガードチューブにあるフックとリングを止めることで丸めて浮き輪状態にできる事です。
波のある海上で溺れている人を救助する際にライフガードチューブを巻き付け、浮き輪状にする事で、溺者に安定した浮力を与える事ができ、顔が水面に浮き上がる状態になる為、安定した呼吸が可能になります。
これによって、救助者は安心して救助活動に専念することが出来ます。
素材には高品質発泡ウレタンを使用している為、溺者を十分に確保出来るだけの浮力がありながらも、波があり且つ遊泳客が多くいる海水浴エリアのブレイクポイントでも安全に携行する事が可能です。
また、空気で膨らむ浮環ではない為、アクシデントにより表面などに傷がついても問題なくご使用いただく事が可能です。

ライフガードチューブの一般的な使用方法

救助者は溺者を発見したら、ライフガードチューブを携行しながら泳ぎ、溺れている人に近づきます。

この際、溺者に近づきすぎると溺者は藁をもつかむ思いの為、飛び掛かられ救助者自身も溺れてしまう可能性がある為、まずは十分に距離を取り溺者の意識などを確認します。
溺者をピックアップする為には、溺者の背中側から脇の下にライフガードチューブを通します。

溺者の背中側でライフガードチューブの両端のフックとリングを留めて浮き輪状にします。

そうしてまずは浮力を確保してから、泳いで溺者を岸まで運びます。

 

GUARD ライフガードチューブの特徴

①フックをとめ、丸めて浮き輪状態にできる
ライフガードチューブには約3メートルほどのストラップがついています。救助者はストラップ部分を肩からたすき掛けをして溺者のもとへ向かっていきます。
ライフガードチューブ本体の両端にはフックとリングがついているので、両端のフックとリングを取り付ける事によって、ライフガードチューブを丸めて浮き輪状にすることが出来ます。

②強固なストラップ
ライフガードチューブはストラップがライフガードチューブ本体の中を貫通している為、ストラップがチューブ本体から抜ける心配がありません。

➂圧倒的な浮力(高品質発泡ウレタン)
ライフガードチューブは高品質な発泡ウレタンを利用しており、弾力性があるので溺者に巻いた後も形に癖が付きづらく丈夫という特徴があります。
この高品質発泡ウレタンのおかげで浮き輪より確実で、大人2人捕まっても沈まない浮力があります。

④スティックのような形状
溺者を救助しに行く場合、1秒でも早く駆けつける事が重要です。
ライフガードチューブが泳ぎ始めから浮き輪状の形ですと、水の抵抗が大きくなり泳ぐスピードが落ちてしまいます。

ライフガードチューブをスティック状にしておくことで水の抵抗が抑えられ、泳ぐスピードが落ちにくく波のある海であっても溺者に素早く近づく事ができます。

⑤レジャーアクティビティにもおすすめ。
ライフガードチューブは、耐久性のある素材で作られており、多少の擦れや傷がついても使用上には問題がございません。
特にお子様や泳ぎがあまり得意ではない方などに安全な環境を提供する事に大いに役立ちます。
ライフガードチューブは水中で十分な浮力を発揮し、泳げない方や、お子様、疲れてしまった方などが水面上に顔を出すのに役立ちます。
また、ライフガードチューブはレジャーの場ではさまざまな活動に使用できます。
例えば、プールでの水遊びやライフガードチューブを浮き輪状にする事でリラクゼーションも可能です。海は勿論、川での水遊びなどにもお使いいただけます。

 

ライフガードチューブ 使用上の注意点

ライフガードチューブは強度の高い水難救助器材ではございますが、誤った使用方法をされると故障・破損を引き起こし使用できなくなる場合がございますのでライフガードチューブご使用される際には十分にお気を付けください。

いくつか、下記に注意事項を記載いたしますので今後ご購入いただける際には是非ご参考ください。

①ライフガードチューブは水難救助を目的としてつくられた浮環(うきわ)ですので、浮環以外の用途でご使用されることはご遠慮ください。

②ライフガードチューブ本体両端に急な強い負荷をかけますと、ライフガードチューブの本体表面が裂けてしまい、劣化を早める恐れがありますので使用される際はご注意ください。

➂製品の製作工程にてライフガードチューブ表面をコーティングする際に出来てしまうインク溜りやシワの部分が引っ張られることによってライフガードチューブの両端が裂けてしまう恐れがございます。
※万が一赤い塗装部分が裂けてしまっても、ライフガードチューブのストラップ部分はライフガードチューブ本体を貫通しており、高密度の発泡ウレタンが詰まっている為水中で浮環として使用される場合には差支えはございません。

④ライフガードチューブ使用後は必ず水洗いをし、水気を拭き取りましょう。
特にストラップ部分は臭いの発生源にもなりますのでよく乾燥させてから保管してください。

⑤ライフガードチューブに海水の塩などがついたまま保管すると劣化・破損の原因となるため特にフック・リング・ストラップの箇所は念入りに洗浄をしましょう。
⑥ライフガードチューブを日光が当たる場所で保管すると、色落ち、劣化、破損の原因となる為、屋内で保管することが望まれます。屋外で保管する場合にも日光の当らない場所で保管してください。
⑦ライフガードチューブを保管する場合には本体上に重い物など負担になるものは置かないでください。
長時間重たいものをライフガードチューブの上に置いておくと跡になってしまい、破損の原因になりかねません。

⑧ライフガードチューブ本体リングとフックを結合し、ライフガードチューブを輪っか状にしたままの保管は製品を傷める原因になりますのでご遠慮ください。

⑨ライフガードチューブのストラップを本体に巻き付けたままでの保管は、ライフガードチューブ本体に強い力が加わり、跡がつき破損の原因になりかねませんのでご遠慮ください。

いかがでしょうか。

日本でもっともポピュラーな水難救助器材の1つライフガードチューブのご紹介でした。


ライフセーバーだけでなく、消防・海上保安庁といった官公庁から、トライアスロン、OWSといったマリンスポーツの安全管理はもちろん、ダイビングやシュノーケリングなど水辺でのアクティビティの安全管理にもお役立ちできるオールマイティな水難救助器材となっております。

ぜひ、ご検討くださいませ。

弊社ではお見積りなども承ることが可能でございますので是非お気軽にお申し付けくださいませ。

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